離乳食の味付けってどれくらい?赤ちゃんが摂取していい食塩相当量を調味料ごとに解説!

離乳食
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離乳食の味付けってどれくらいしたらいいのか悩みますよね。

私もどれくらい味を付けていいのかわからず、離乳食の本を見ながらおそるおそる味付けしてました。でも、味付けは食のバリエーションが広がるので積極的にしていきたいところ。

そこで今回は離乳食の味付けについて、赤ちゃんが摂取していい塩分量を調味料ごとに解説します。

目次

赤ちゃんが1日に摂取してもいい食塩相当量は?

年齢/食塩相当量   目安量   目標量
6~11か月  1.5g/日     ―
1~2歳   ― 3.0g/日未満 
3~5歳   ― 3.5g/日未満
6~7歳 4.5g/日未満
8~9歳 5.0g/日未満
日本人の食事摂取基準(2020年版)/ 厚生労働省

上記は1日に摂取していい年齢ごとの塩分量を示しています。塩小さじ1で5.9gなので、摂取していい塩分量はかなり少ないことがわかります。

またナトリウムは母乳や離乳食の食材そのものにも含まれているため、1食に換算すると味付けはほんのわずかしかできません。

なお、摂取量は目標量の上限に合わせる必要はありません。そのため1歳~5歳くらいのお子さんの場合、おかしや他の食品からも摂取することを踏まえて、味付けは1食あたり0.5g程度と覚えておけばいいでしょう。

1歳未満のお子さんは、ほぼ味付けは必要ありません。使用する際は、しょう油を数滴だけ垂らすなど、最小限にとどめます。

離乳食に使える調味料は?

離乳食初期(生後5~6か月)

使える調味料はありません。昆布や野菜出汁を活用して風味付けをします。

離乳食中期(生後7~8か月)

  • しょう油
  • 味噌
  • バター
  • 砂糖
  • 料理酒
  • みりん

上記の調味料が使えるようになります。ただし、まだまだ風味付け程度で、基本的には味付けは必要なし!

砂糖も使えますが、中毒性があり虫歯の原因にもなるので、できるだけ使用は控えましょう。ちなみに蜂蜜はもちろんのこと、黒砂糖も1歳未満には与えてはいけないので注意してください。

料理酒、みりんも十分に加熱しアルコールを飛ばせば使用することができます。しかし、積極的に使う必要もないので、使用するのは幼児食に移行してからでも良いでしょう。

離乳食後期(生後9~12か月)

  • お酢
  • ケチャップ
  • マヨネーズ(加熱)

マヨネーズも使えるようになりますが、必ず加熱してください。ただし、卵アレルギーの場合は与えないでください。

離乳食完了期(1歳~)

  • マヨネーズ
  • カレー粉
  • ソース
  • コンソメ など

基本的な調味料は使用できるようになります。ただし、塩分量には注意が必要です。

調味料ごとの食塩相当量

   調味料 小さじ1 
  5.9g
しょう油  0.9g
味噌  0.7g
トマトケチャップ  0.2g
マヨネーズ  0.1g
有塩バター  0.1g
調味料ごとの食塩相当量

上記は小さじ1当たりの食塩相当量を示しています。1~2歳の場合、1日3.0g未満ですが、ミルクやおかし、その他食材から塩分を摂取することも考えて、1食あたり0.5g程度とするのが良いでしょう。

1食につき、しょう油は小さじ1/2、味噌は小さじ2/3程度であれば使用することができます。

マヨネーズやバターは、油脂が赤ちゃんの消化の負担になります。そのため使用する際は、離乳食後期で小さじ3/4、1歳で小さじ1程度に抑えましょう。

トマトケチャップは砂糖などの糖類が含まれているものが多く、糖質が高い調味料です。そのため、赤ちゃんにとっては甘みが強く、クセになる可能性があります。使用する際には少量にとどめて、食材にきちんと混ぜてからあげるようにしましょう。

離乳食で使える調味料のまとめ

こうしてみると、5歳くらいまではかなり薄味であることがわかりますね。

離乳食期は味覚を形成する大切な時期です。調味料も上手に取り入れて、食を楽しんでもらえるようにしたいですね。

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